真実だと思う
本当の真実はどこにあるんだろう。
例えば、この世界は5分前に始まったばかりなのかもしれないし、 自分以外全員実はロボットで自分は監視されているだけの存在かもしれない。
それはあまりにも哲学的すぎて、確認しようがないけど、 もっと身近なところでも、確認しようがないことがある。
私はこの服が良いと思っているのに、友人は別の服が良いと思っている。 私はダーウィンの進化論を真実だと思うが、神が人を作ったこと真実だと思っている人々もいる。
自分が真実だと思っていることは、他人は真実だと思っていなかったり、 他人が真実だと思っていることは、自分は真実だと思っていなかったり。
「真実だと思う」というのは「信念」にすぎない。
では、全世界の人間が「真実だと思う」とそれは「真実」になるのだろうか? それは限りなく真実に近いだけではないだろうか。 「真実」なんてものは最初からなかったのだろうか。
感動について
「感動」は人生の核心に触れることで発生する。 生と死の話に感動することが多いのは生と死が人生に直結しているから。
なぜ人は感動するのか。なぜ人は感動的なものを求めるのか。 心が動かされたから。心が動かされるとはどういうことか。
人が感動する理由は、子孫繁栄のためだ。 感動というのは人が持つ真善美評価機構が対象を高評価したということを意味する。 なぜそんな評価機構があるのかというと、より高度な成果を生み出す人材を残すためだ。
欲求について
背景
ここに心理的・社会的欲求についてのリストがある。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%AC%B2
- 獲得:財物を得ようとする欲求。
- 保存:財物を収集し、修理し、補完する欲求。
- 秩序:整理整頓、系統化、片付けを行う欲求。
- 保持:財物を持ち続ける、貯蔵する、消費を最小化する欲求。
- 構成:組織化し、構築する欲求。
- 優越:優位に立つ欲求。達成と承認の合成。
- 達成:困難を効果的・効率的・速やかに成し遂げる欲求。
- 承認:賞賛されたい、尊敬を得たい、社会的に認められたい欲求。
- 顕示:自己演出・扇動を行う、はらはらさせる欲求。
- 保身:社会的な評判・自尊心を維持する欲求。
- 劣等感の回避:屈辱・嘲笑・非難を回避する欲求。
- 防衛:非難・軽視から自己を守る、また自己正当化を行う欲求。
- 反発:二度目の困難に対して再び努力し、克服・報復する欲求。
- 支配:他人を統率する欲求。
- 恭順:進んで他人(優越な人間)に積極的に従う欲求。
- 模倣:他人の行動やあり方を真似する欲求。
- 自律:他人の影響・支配に抵抗し、独立する欲求。
- 対立:他人と異なる行動・反対の行動をとる欲求。
- 攻撃:他人に対して軽視・嘲笑・傷害・攻撃する欲求。
- 屈従:罪悪の承服・自己卑下の欲求。
- 非難の回避:処罰・非難を恐れて法・規範に進んで従う欲求。
- 親和:他人と仲良くなる欲求。
- 拒絶:他人を差別・無視・排斥する欲求。
- 養護:他人を守り、助ける欲求。
- 救援:他人に同情を求め、依存する欲求。
- 遊戯:娯楽などで楽しみ、緊張を解す欲求。
- 求知:好奇心を満たす欲求。
- 解明:事柄を解釈・説明・講釈する欲求。
リストを見ると欲求には多様なものがあることが分かる。もう少し分類して同じようなものは整理できそうだ(まさに秩序欲求)。そこで、主観で欲求について分類した。
心理的欲求を分類する
- 自己価値
- 学習
- 達成、模倣
- 物
- 獲得、保存、保持
- 情報
- 求知、解明
- 規則
- 秩序、構成
- 遊戯
- 集団
- 親和、養護、救援、屈従、恭順
- 自己重要性
- 自己重要性を高める、他人よりも優位に立ちたい
- 優越、承認、顕示、対立
- 自己重要性を保ちたい
- 保身、劣等感の回避、防衛、反発、非難の回避、自律
- 他人の重要性を下げたい
- 支配、攻撃、拒絶
危険から身を守るには自己または自己が所有する物の能力を高める必要がある。自己価値への欲求は、社会性に依存しないため、基本的な欲求であると考えられる。ただ、自己価値を高めることは自己重要性に高めることにも繋がる。
人間はお互い助けあって進化してきた。集団欲求は、組織への献身、組織を守るための活動、集団行動を円滑に進め、組織力を高める能力がある人間が生き残ってきたために備わったと思われる。
それと同時に自分が他人よりも抜きん出ている、自己重要性を高めたいとも思っている。お互い仲良くやりつつ、自分は優位に立つというなんとも矛盾した欲求を持っている。他人より優位に立ちたい、というのがポイントだ。他人がいなければ成立しない、本質的に他人に依存している欲求である。人間が人間社会で生きるために必要な欲求。自尊心。
分類についての補足
規則と遊戯については分類が難しい。どちらも、本質的に自己価値を高めたり、組織を強めたり、自己重要性を高めたりするものではないが自己価値として分類した。その理由を説明する。
規則について。
- 秩序:整理整頓、系統化、片付けを行う欲求。
- 構成:組織化し、構築する欲求。
系統化する、というのはモジュール化するということ。すなわち、幾つもの事物をグループ化して、毎回詳細まで考えるのではなく、抽象化した概念で考える。それにより、処理と記憶の高速化、効率化が可能になる。そう考えれば学習の一種といえるだろう。
これは想像だが、知性が発達した人間にとって、抽象化は自然な働きなのではないだろうか。欲求というより、反射に近いような。いや、抽象化されたプロセスは反射だが、抽象化作業自体は欲求だ。
最後に遊戯について。遊戯は「楽しむ、娯楽、休養、リラックス、ストレス解消」が目的である。生産的な活動でないこと。休息。楽しいこと、笑うこと。これは娯楽を通じて新しい発見を促し学習することや、心身の維持である。副次的に社会性を良くする効果もあるが、本質的には自己価値に当たると考える。
考察
個人と社会という視点から大分類を導入すると大きく2つに分けられる。
- 個人的欲求:自己価値
- 社会的欲求:集団、自己重要性
自身の絶対的な価値を高めたいという欲求と、集団に所属する欲求を持つため、必然的に相対的な自己価値を高めようとする自己重要性への欲求が発生したのではないだろうか。
マズローの欲求段階説
マズローの欲求段階説と対応させると、所属と愛の欲求=集団欲求、承認の欲求=自己重要性となるだろう。自己価値への欲求は対応するものがない。あえて対応するとすれば成長欲求を動機付けとしている自己実現欲求だろうか。
しかし、自己価値への欲求は社会的欲求とは独立した欲求だ。マズローの自己実現欲求は低位である所属や承認欲求が満たされることを要求するため、異なる。自己価値への欲求(成長欲求)はマズローの段階にはない独立した欲求であり、最上位の自己実現欲求は成長欲求と所属と承認欲求の全てを満たす必要があるといえる。(自己実現欲求は定義が曖昧であり、このリストからは結論付けることはできない)
まとめ
マレーの欲求一覧から、目的別に心理的欲求について整理した。欲求には個人的欲求と社会的欲求があり、マズローの欲求段階説では説明しきれないことが分かった。
さらなる考察
- このリストに追加には「芸術」に対する欲求がない。感動したい、美しいものを見たい、聴きたい。これらの欲求はどういう意味があるか。
- 「何もしたくない欲求」は考えられないか。欲求がなくなるということは人間が行動しなくなることを意味するのか。
- 分類すること自体ナンセンスではないだろうか。
Chrome拡張を使ってGoogle Analyticsの自分のアクセスを除外する
IP固定の場合はIPフィルタリングすることもできるが、IP動的の場合はわざわざクッキーを設定しなければならなかった。
Analytics blockerはURLにマッチしたサイトへのGoogle Analyticsへの送信をブロックするChrome拡張だ。 これを使えば自分のサイトを登録するだけで、アクセスを除外できるのでとても簡単。
設定は例えばこのように。 アスタリスクを忘れると、トップだけしかブロックしないので注意。
akkunchoi.tumblr.com/*
ブロックできていれば、アドレスバーに赤い丸が表示される。

Google Analytics Debuggerを使っても確認できる。 ブロックが成功していれば、トラッキングが送信されないはずだ。
マイナー好きは自分勝手
ストリートミュージシャン。立ち止まる人はいない。 あなたは彼ら・彼女らの音楽を立ち止まって聴きますか?
私の場合、音楽に興味があり、なおかつをメジャーではないミュージシャンを応援することが好きなので、一定のレベルにあるならだいたい立ち止まって一曲聴いていく。
それを見て周りの人は「優しいね」と言うのだ。全然優しくない。全く情けなどで立ち止まったわけではないからだ。
立ち止まった理由はおもしろいからだ。マイナーな方が面白い。世間にまだ注目されていない人や物は不思議な魅力がある。良いのか、悪いのか、成功するのか、失敗するのか。不確実で、先が見えない、誰にもわからない、未知の領域。
そんなカオスの中から宝を発掘したい。誰よりも先にいいものを見つけたい。もしこれが世間の目に触れたらどうなるかを考えるだけでもワクワクする。そして「知ってたわー、5年前から知ってたわー」と言いたい、本気で。
それにしても何故ワクワクするのか。思いがけず当たれば嬉しい。それはそうだが、何故嬉しいのか。当たったら自分の目に狂いがなかったことが分かる。すなわち自分の価値評価センスを試したいだけなのだ。
マイナーを応援したいという気持ちは、全然他人のためではなくて、エゴイズムでしかない。
思考の方法、情報の交通、そして情報のタイプ
「人間にとってとても自然で本来的な思考の方法」 の要約と感想を書く。
人間にとってとても自然で本来的な思考の方法は「紙」であると言う人がいるが、そうではない。メディア論で知られるマクルーハンは「紙と道路で情報の移動の速さが増すことで、社会組織が変化する」と言った。その例としてローマ帝国が挙げられる。
しかし、パピルスの供給が止まったため、一部権力による知の独占が始まり、帝国の滅亡を招くことになる。「情報の交通」の速度が落ちると社会は衰退する。「情報の交通」の速度が加速された現代において、何故経済危機が囁かれるのか?
その鍵は紙で思考するという従来の手法にとらわれているからにあるのではないだろうか。新しい思考方法や富を生む仕組みを創出する努力する必要がある。
以下感想。
紙は書く速度、自由度が段違い。無限のスペース、図形も自由自在、定められた文字以外も書ける、立体にもできる。自由な発想を生む思考の道具、情報の出力の道具としてはこれ以上のものは存在しないと思う。
ではデジタル機器はどうだろうか。デジタル機器は型にはめられた中では生産性を加速させることができる。高速な検索、連想の支援など情報の取得と、コピー・ペーストや削除、挿入など情報の編集が得意だ。
このような思考を支援するメディアは、考えを整理するための一時記憶と人に伝えるための外部記憶という2つの役割がある。一時記憶により思考を整理して発見を促し、外部記憶により情報の共有を促進する。
さて、「情報の交通量」が社会にどのような影響を与えるか。
情報を物質的/論理的情報と精神的/感情的情報とに分けて考えてみる。物質的/論理的情報は客観的な情報、科学的な事柄など。精神的/感情的情報は主観的な情報、人間が発する喜怒哀楽など、人を動かすエネルギーになる。
仮に人間が2人だけしかいない、人工物も何もない世界を考えてみる。
物質的/論理的情報の例。獲物を狩る方法を片方が発見した。それを2人で共有した。するとより効率的に狩りを行うことができるようになった。狩る方法を共有しないといつまでも非効率的に過ごすことになる。
精神的/感情的情報の例。片方は獲物を狩ることができたが、もう一方は獲物を狩ることができなかった。獲物を2人で分けることにした。与えられた方は感謝すると与えた方は自己の価値に満足する。与えられた方が感謝を伝えなかった場合、2人の関係は悪化していくだろう。
「情報の交通」を加速させるとより効率的に、幸福になるはずだ。しかし、現実はそうではない。経済危機や教育衰退などよりもっと問題なのは、幸福感が得られていないことにある。
どんなメディアであれば効率的に処理、伝達して幸福を増やすことができるだろうか。情報のタイプを分けて考えると良いかもしれない。
さらなる考察
- 道具を使う時点で思考に制限をつけてしまっていないだろうか。
- 幸福感を得ることはそこまで重要なのだろうか。
価値の創造と分配、あるいは価値とは何か
経済活動には「価値の創造」と「価値の分配」の2側面があり、最近価値の分配側に興味を持つ人が多いそうだ。理由の一つに高度成長期に比べて現代は価値の増え方が微々たるものになってきているので、分配方法が重要になっていることがあげられる。筆者は価値創造側なので、価値創造側はマーケティングもやるべきだと主張する。
「価値の創造」「価値の分配」という用語がよくわからなかったので勝手にこうじゃないかと考える。
- 価値創造側の考え方:新しい価値を創出するべきだ
- 価値分配側の考え方:価値はなるべく多くの人に分け与えるべきだ
価値創造はガンガン作ろう、何か提供しよう、ということのようだ。「価値創造」という文字通りの解釈では職人的なイメージがするが、元の文章読む限りビジネス的なイメージがする。一方、価値分配側は格差是正、社会貢献、といった非営利活動的なイメージだ。
「価値分配側の人間が多い」というのはまあ確かにそうだろうなあ。 先進国で、モノが行き渡って、価値創造することの個人における利幅が少なくなってきている。 そうなると価値分配に興味を持つことは自然なことだと思える。
価値 とは近代経済学においては、人間の欲求・欲望を根源とし、主観的なものだそうだ。なるほど、「価値」は欲望を満たすことのできる水のようなものなのかも。
価値創造側=水を掘り出す人
価値分配側=平等に水を配る人
人間の欲望ってのは食べれば食べるほど胃が大きくなるのと同じで、満たされるほど満たすべき器が大きくなっていく。そんなに器を大きくして、価値創造できなくなった時にどうするのだろうか、心配で昨夜も眠れませんでした。
Apple Mail (Mail.app) のメモをエクスポートする
Apple Mailのメモは保存が早く、iPhoneと同期できて重宝していたのだけど、変な問題 があるので、別のツールに乗り換えすることを検討してみた。
問題になるのはエクスポートをどうするか。メモはgmailに保存しているので、最悪IMAPでアクセスすれば取得できるのだけど、もっと良いものがあった。
http://veritrope.com/tech/export-apple-mail-messages-and-notes-to-text-files/
Apple MailをAppleScriptで操作してファイルに書き出すというスクリプト。 期待通り1メモが1ファイルで保存された。 これはすごい。製作者に感謝。 AppleScript習得したら色んなことができそうだ。
使い方は以下の通り。
- ここに公開されているソースコードをファイルに保存。
- AppleScriptエディタで開く。
- Apple Mailでエクスポートしたいメモを選択状態にして
- 実行する。
- するとデスクトップの “Temp Export Folder” に保存される
Notational Velocityに移行する予定なため、ファイル名の連番を消す(重複する場合は付ける)ように少し書き換えた。 https://gist.github.com/2847462
xpdfを使ってPDFから日本語抽出 (homebrew, MacOSX)
homebrewでxpdfをインストールする。
$ brew install xpdf
動作確認。
$ pdftotext hoge.pdf
日本語が含まれる場合、このようなエラーが出る。
Error: Unknown character collection 'Adobe-Japan1'
調べてみると日本語用の設定が必要なようだ。
- xpdfのサイトからLanguage Support Packagesの xpdf-japanese.tar.gz をダウンロード。
- 解凍したものを
/usr/local/share/xpdf/japaneseに配置する。 /usr/local/etc/xpdfrcに add-to-xpdfrc の内容を追記する。- ここまでだと、エラーはなくなるが、日本語が読み飛ばされる。textEncoding設定のコメントを外す
xpdfrcはこのようになります。
# コメントを外す
textEncoding UTF-8
...
# 追記
cidToUnicode Adobe-Japan1 /usr/local/share/xpdf/japanese/Adobe-Japan1.cidToUnicode
unicodeMap ISO-2022-JP /usr/local/share/xpdf/japanese/ISO-2022-JP.unicodeMap
unicodeMap EUC-JP /usr/local/share/xpdf/japanese/EUC-JP.unicodeMap
unicodeMap Shift-JIS /usr/local/share/xpdf/japanese/Shift-JIS.unicodeMap
cMapDir Adobe-Japan1 /usr/local/share/xpdf/japanese/CMap
toUnicodeDir /usr/local/share/xpdf/japanese/CMap
以上で、日本語が出力されるようになりました。
